こんなこともしています《空港壁面広告》
新千歳空港出発カウンター頭上の広告や壁面広告を、目にしたことありますか?広告営業部の業務の中に、このような広告物の制作取付があります。
■蛍光灯やLEDなどのバックライトでフィルム素材を照らす電照広告(通称=バックライトフィルム)や、ターポリンなどの素材を使用した幕、そして裏面をマグネット加工したマグネットボードなど、それらをメディア(素材)にして特殊なインクジェットなどでプリント加工したものの取付作業を請け負っています。
■制作過程をご紹介しましょう。
受託したデータを業者の専用プリンタでプリントし、出来上がったものをそれぞれの用途に合わせて(ラミネート、ポリエステルフィルム、ハトメ、断裁縫製)加工をして仕上げます。
プリントするメディア(素材)により、発色や光源の浸透性などが違うため、弊社担当の厳しいチェック(ダメだし)が入ります。用途や見せ方、訴求ターゲットに合わせて『常に最上級のものを提案』する姿勢で取り組んでいます。
■最後は、取付作業。【主に場所は新千歳空港ですが、他道内の空港での作業も行います。】
新千歳空港の国内線、出発カウンター(ANA、JAL)上部の四角い広告幕、また壁面の電照広告枠など、ほとんどが高所作業。脚立や、ローリングタワーを最高6mの高さ(約ビル2階)まで組んで作業します。(ちなみに今までここから落ちたといった事故はありません。安全第一!!)
ローリングタワーを使用する作業には講習終了資格者(責任者)の立会いが必須の為、弊社社員が資格を取り現場監督をしています。
取付場所は、ときに制限区域などもあり、航空機の発着中はNG、最終便あとの作業となるため、深夜になることも度々です。フィルム・幕などは、サイズが大きく、しわや折れは厳禁なので取扱い要注意、取付物の撤去・交換時は、ホコリまみれと大変な作業を要します。
■皆様も空港などでこういった広告を見るときは、結構苦労して制作、取付けをしたんだなぁと見ていただければ幸いです。