【1/22】冬のカナダ 

こんにちは。冬真っただ中ですが、皆様はどうお過ごしですか?

今年の札幌はものすごぉぉぉく寒いです!

連日最低気温がマイナス10度

ですが、以前私が住んでいたカナダの冬はもっと寒さが厳しいんです。

マイナス20度の日もしょっちゅうでした。

今日は、冬でも楽しめるカナダをご紹介します。

首都オタワよりも更に北東にあるケベックシティは昔フランスの植民地だったこともあり、現在でも公用語はフランス語です。ヨーロッパの様な街並みが人々を惹きつけます。

 

1985年には北米の都市として初めて世界遺産にも登録された街です。新市街と旧市街に分かれ、旧市街には城壁に囲まれたアッパータウンがあり、多くの観光客が訪れます。私が訪れたのは1月末でしたが、まだあちこちにクリスマスツリーが飾られていて、とっても可愛かったです。

そんなケベックの冬は【ケベック・ウィンター・カーニバル】で盛り上がります。日本の【さっぽろ雪まつり】、中国の【ハルビン氷祭】と並び世界三大雪まつりの一つとして有名です。

札幌の様な大きな雪像はありませんが、小さな雪像や氷の滑り台、アイスバー、犬ぞりなど様々なアクティビティがあり昼も夜も大盛り上がりです。

また、お祭りで子供たちに大人気なのはメープルタフィーです。もちろん大人達だって大好きです!さて、メープルタフィーとは。

雪の上に、煮立てたあつあつのメープルシロップを垂らし、シロップが固まって来たら、そこを棒でくるくる巻いてメープルキャンディーにします!香ばしさと甘さと雪のシャリシャリ感がたまりません!

また、毎年1月にオープンするアイスホテル【Hotel de Glace】は約3か月間オープンしています。

実際に宿泊も可能ですが、日帰り観光やアイスバーの利用だけでもOKです。アイスホテルの作成には約6週間程かかるそうです。

氷で出来たシャンデリアも素敵です。雪と氷で出来ているホテルなのに中は暖かいですよ。

 

一度は憧れる、氷で出来たグラスで飲むカクテル。最高にオシャレでしたが、最高に飲みにくくて物凄い少量でした(笑)あっという間に無くなってしまいました!

 

せっかくケベックまで来たならば!鉄道で約3時間の場所にあるカナダ第2の都市モントリオールにも是非訪れて下さい。1976年にオリンピックが開催された事でも有名ですね。

 

モントリオールもフランス人の入植により開拓された街で、街全体がヨーロッパの雰囲気を醸し出しフランス文化が色濃く感じられ、北米のパリとも呼ばれています。セントローレンス川に浮かぶ大きな島に出来たこの都市の名物はかつてユダヤ人たちが持ち込んだと言われるスモークミート。スパイスやハーブに漬け込んだ牛肉を燻製にしたスモークミートはとってもジューシーで格別です

 

そして、必ず訪れて欲しい場所がここ【ノートルダム大聖堂】です。余談ですが、ノートルダムって名前何処にでもよくあるな~と思いつつ、意味を知らなかったりしますよね。ノートルダムとはフランス語で《我らの貴婦人》という意味です。つまりイエス=キリストの母、聖母マリアの事です。

こちらのモントリオールにあるノートルダム大聖堂はカナダ最古のネオ・ゴシック建築で、1829年に創建されました。教会内部は美しいステンドグラスが青い光で照らされてとてもロマンチックです。

夜の街もライトアップされていて冬の寒さも忘れてしまいます。

どうしても紅葉の秋に訪れる方が多いカナダですが、冬のカナダにも魅力がたくさんありますので、是非訪れてみて下さいね。

 

HBCトラベル 木幡